プロパティマネジメントにおいて一番重要なことは、目先の損得だけにとらわれることなく安定した賃貸経営を行っていくことです。賃貸事業の安定した事業運営に特効薬はありません。賃貸事業を行う上でバランスの崩れ(マイナス要因)に素早く気づき、様々な要因に的確に手を打っていく事が重要です。
例えば、入居者募集時には十分なマーケット調査に基づきお預かりする物件の持つパフォーマンス及びポテンシャルをも十分に考慮した上、入居者と建物オーナー(賃貸事業主)の経済条件バランスを考え賃貸条件の設定を行うと共にその賃貸条件情報が的確に発信され入居者に届いているのか多角的に検証します。また、「空き室が出ても新規の入居者がなかなか決まらない」という場合、【1】空き室情報が的確に入居希望者に届いているか？【2】物件ニーズ(間取り･設備等)が変化しているのか？【3】賃貸条件が周辺相場とマッチしているのか？【4】物件独自の個別要因なのか？ 等の変化を敏感に察知・検証し、迅速な対応をする、そうした取り組みの繰り返しが結果的に安定した賃貸事業運営を生むと考えています。
建物管理においては、日常清掃･定期清掃･塵芥収集･各種設備機器メンテナンス等の機能レベルを適正に維持し、入居者に安全で快適な住環境の提供を行います。建物オーナーに対しては、入居率の確保､資産価値の維持・向上に努めると共に建物特性に応じた長期的視野でコスト軽減及び設備上の突発的なトラブル抑制に努めます。
このように、常に賃貸事業自体を独自の考えに基づいたバランスのとれた運営状態に置く事により、変化(マイナス要因)に対して素早い反応と原因把握を実現し、効果的な対応を迅速に行うという事が株式会社オルトコーポレーションの実践する｢ライフバランスマネジメント｣です。
